イースター
2007年 04月 07日
昨日、今日とウィーンでは真っ青な空の日が続きました。
(夕方あたりから雲が出てきましたが・・・)
今、大学はイースター休暇の真っ最中です。
街中を歩いていても、あちこちに卵やウサギのチョコ、そしてお花のアレンジを
見かけます。
キリストが十字架に掛けられ、3日後に復活したことを祝うこの復活祭は、
クリスマスと同様、キリスト教圏にとっては最大のお祭りのようです。
日本語では「復活祭」と呼ばれているこの行事。英語では「Easter」、ドイツ語では「Ostern」で、実はこの言葉に以前よりなんとなく疑問を感じていました。
というのも、英語で「East」=東、ドイツ語でも「Ost」=東。でも、復活祭と東に一体何の関係が・・・?
と、思っていました。
調べてみると、東とは何も関係なく、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」の名前、あるいはゲルマン人の用いた春の月名「エオストレモナト(Eostremonat)」に由来しているといわれるようです。
キリストの復活を象徴するのに生命の源である卵がシンボルとして使われるようです。
これはチョコで出来た大きな卵。包装されていて飾りが見えにくいのですが、とってもカワイイのです^^
お菓子以外にも、ゆで卵に絵を描いたり、色をつけて、その卵をお庭に隠したりして、子供達が探し出して遊んだりもします。
ケーキ屋さんなどに行くと、こんなかわいいウサギをモティーフにしたチョコや、マジパン細工菓子がたくさんあります。
ウサギは古来より、動物の中で最も多産と信じられていたためイースターウサギを繁栄と多産のシンボルとしてきたなどといわれています。
私は、しゃがみこんでどれにしようか悩みに悩んだ末、この左側の箱に入った子を連れて帰ってきました。でも、こういうのって食べるのなんだか残酷な気持ちになるのよね・・・うーーーーん、どこからいったらいいものでしょうか?
(といいつつ、選ぶときは表情もさることながら、やはり食べたいものの条件も配慮に入れつつ選んでいる私でした・・・)
明日からは、プラハへ旅行に行ってきます。
大好きな街の一つです。オペラにも行く予定にしているので、楽しみです!!
by lhhwa
| 2007-04-07 08:17
| オーストリア・ウィーン